《第74回》乱入クエスト<極>後編(12月20日)

前回の続きです。

オレは何も言わずにただ「そのモンスター」のなすがままになっていた。いや、されるしかなかったのだ。なんたって2ndG800時間・3(try)40時間・3rd90時間の計930時間をやってでしても「そのモンスター」の偉大さは2ndGで最悪の名をほしいがままにしたあのラージャンですら劣るかもしれない。そう「あの

モンスター」とは「イビルジョー」のことだったのだ!このイビルジョーは普通サイズですら、あのリオレウスの金冠以上の大きさを誇っている。これを直視した瞬間ははっきり言って金冠だと思った。しかし、こいつはりんごの話によると普通サイズと言うことが発覚した。しかし、大きすぎるだろ…。尻尾なんか届きもしない。狙うのは足だけ。ただひたすら足を狙い、転ばせる。たまにシビレ罠にかかったときに尻尾を狙ったがそんなんじゃ切れるわけが無く、振り返ったイビルにパコーンと跳ね上げられた。


しかしそこは3(try)で上位ハンターをしていたりんご。オレより10時間ぐらい少ないプレイ時間だが、イビルの生態のことを熟知していた。そしてその知識のおかげでシビレ生肉を食べさせることに成功。見事びりびりと痺れるジョー。しかしそこは凶暴竜あっという間に回復。その後何度か怒り→通常状態を繰り返し、隣のエリア3へと逃げた。そのときはすでに疲れ状態。

エリア3では前回注目させていたウルクススの亡骸が横たわっていた。そして疲れ状態のイビルジョーは

なんと討伐したウルクススを捕食し始めたではないか!この予想外の時点にオレは当然3の上位ハンターのりんごも「!!!!!」と頭にビックリマークを出して驚いていた。そしてその直後怒り状態に入る。その凶暴中にふさわしい怒涛(どとう)の攻撃で我が分身の体力はレッドゾーンへ突入。そのままキャンプ送りへとなった。


キャンプに運ばれてりんごに

「秘薬ちょーだい!」
ダチョウ倶楽部のような感じで調合していても、もったいなくて持ってきていなかった秘薬をりんごからもらうことに成功。これで体力MAXの状態でジョーと渡り合えるぜ!しかしそこはジョー。上位ハンターが二人10分以上攻撃し続けているのに全く影響をもたらしている様子が無い。「こ、こいつ本当に倒せるのか?」と思ったぐらいである。しかしそこは生物。やはり限界があるものだ。エリア4から逃げるとき、いままで「ちょっと遊んでやっか」みたいなジョーが

ついに足を引きずったのである。これに「捕獲だ!捕獲!」といっていままで温存してきたシビレ罠を取り出して設置。いまは少しでも短くこの狩猟を終わらせたいのだ。


そして乱入から20数分後イビルジョー捕獲成功。久々に心から疲れた狩猟だった。


モンハンは、またもや生命の偉大さを教えてくれた。